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2020年05月04日

コーチって普段何をしているんですか!?

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「コーチって普段どんな事をしているんですか?」
コーチってアスリートにコーチングを施すけれど、そもそも自分でコーチングを実践したりしているんですか?という主旨の質問を時々受けることがあります。
まあ、この辺を疑問に思われている方はそれなりいらっしゃると思いますので、出来る限りお答えしていきたいと思います。

目次

コーチの知られざる素性とは!?

マインドを扱うコーチって謎に満ちていますよね。
私もコーチになる前は、「コーチってどういう日常を送っているんだろう?」と思っていました。
それに、「コーチって普段どうやってコーチングの腕を上げる取り組みをしているんだろう?」と気になって仕方ありませんでした。
ようやくそんな疑問に答えられるまでいなったわけですが、今回は同じようにコーチに対して疑問を持たれている方のために〝コーチって普段何をしているのか!?〟について語っていきたいと思います。

コーチは自身の自己肯定感(エフィカシー)を上げている

まず、端的に一言で言うならば「自身の自己肯定感(エフィカシー)を上げる」ことをしています。
なぜならば、コーチングを提供するコーチ自身の自己肯定感が低いとクライアントの自己肯定感を上げていくことが出来ないからです。
ですから毎日のように
・ポジティブセルフトークを徹底すること
・失敗した時に「自分らしくない」と言い聞かせること
・自分の周りの人の自己肯定感を上げること
・毎晩ゴール達成のための「ビジュアライゼーション」をすること
をやっています。
結果として自己肯定感が高くなると、自身のコーチングの技術に〝確信〟を持てるようになります。
(※ここでいう確信とは奢りではありません)
人の脳は、確信度の高いものを現実(リアリティー)と見なすように出来ているので、本当にコーチとしての能力が上がり、クライアントのエフィカシーを上げていくことが可能になるのです。
まあ、簡単に言い変えれば、「自分自身に徹底してプラセボ効果を働かせる」といったところでしょうか。
この様にコーチはコーチであるために自己肯定感を上げる事を行っているのです。

コーチは抽象度を上げる事を行っている

コーチは抽象度を上げる事を行っています。
抽象度を上げるとはどういうことかというと、〝世界を高い視点で見渡せる様にする〟という事です。
コーチにおいてこの能力は非常に重要なもので、この能力無しではクライアントの悩みを解決したり、目標に導くことが出来ないのです。
ですから、日々抽象度を上げる練習をしています。
抽象度という言い方からして一見小難しそうに思われるかもしれませんが、やり方はとても簡単で、あらゆるものを常にひとつ上の視点で見るだけ。
目の前にコーヒーがあったら、コーヒーと認識せずに「飲み物」と認識する。
お好み焼きと焼きそばがあったら、「炭水化物」と認識するといった感じです。
この様にひとつないし2つ上の抽象度で観ることにどういう意味があるのかというと、〝見える世界が広がる〟様になるんですね。
例えば、コーヒーからひとつ抽象度を上げて飲み物の視点からその下を見下ろすと、コーヒー以外にも紅茶やオレンジジュース、お酒、スムージーなどがあります。
どれも飲み物という概念に包括されているわけですから当たり前ですよね。
この様に視点を上げてそこから下を見下ろせばそれ以外のものに気づくなんて当たり前のことなんですが、行き詰まったり、周りが見えない人というのはこのひとつ上の視点が取れなくなってしまっているのです。
ですからその視点に引き上げてあげるためにも、まずはコーチがその視点をとれる必要があるんですね。
ということで、コーチは日々抽象度を上げて世界を高い視点で見渡せる訓練もしているわけです。

コーチは絶えず目標を更新し続けている

コーチもそもそもは皆さんと同じ人間です。
ですから、同じように目標を設定し、そのために今やるべきことを未来から逆算して実行するということを行っています。
まあ、簡単に言うとコーチング理論を自らの人生において実践しているということです。
目標に向かって自分を変えていくというこの体感は確実にコーチとしての腕を上げます。
なぜなら、その体感こそがエビデンスとなるからです。
難しいことを最後まで諦めずに成し遂げた人に「諦めないことが大事です!」と言われると説得力がありますよね。
コーチもまた同じことで、単なる頭でっかちでいるのではなくコーチングの体現者であることでクライアントのコーチングの効果を何倍にも引き上げることが可能になるのです。
ということで、コーチは大きな目標を見据えコーチングを実践しているのです。

まとめ

いかがでしたか!?
コーチが普段どんなことをしているのか明確になったと思います。
「なーんだ、いつもコーチングで言っていることをやっているのか。」と思われたかもしれません。
そうです。
その通りです。
でもそれが大事なんですよ。
アスリートが練習に練習を重ねて技やスキルを磨くように、私たちコーチも日々実践するることで磨きをかけているのです。

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