BLOGブログ

2020年05月05日

強くなりたければ〝責任〟を持つことから始めよ

ブログ

競技スポーツの世界にいると強い責任感を持ってチームを引っ張っているリーダーをよく見かけます。
大体はそのような性格の選手がキャプテンやマネージャーとなっている場合が多いのではないでしょうか。
実は、「責任感」ってキャプテンやマネージャーだけが持っていればいいというものではありません。
強くなるためにはメンバー全員が責任感を持って競技に取り組めるようになる必要があるのです。
今回は、アスリートにとって非常に大きな意味を持つ「責任」について述べていきたいと思います。

目次

なぜアスリートは〝責任をとる覚悟〟を持つ必要があるのか!?

スポーツだけでなく家庭やビジネス、政治など、あらゆる分野で〝責任をとる覚悟を決めた人〟というのは決断力があり、行動力があり、統率力があるのは皆さんもよくご存知のことでしょう。
覚悟が決まるだけで人というのは見違えるほどのパフォーマンスを発揮するようになるものです。
そこで、まずはなぜアスリートが責任をとる覚悟を持つ必要があるのかについてその理由を解説していこうと思います。

責任をとる覚悟があれば堂々と主張できるようになるから

責任を取る覚悟という言い方をするとなんとも重々しい感じがしますが、これってどういうことかわかりますか!?
簡単に言えば、「結果を受け入れる覚悟が決まった」ということなんです。
わざわざ言うまでもないのかもしれませんが、これってやはり勇気がいることですよね。
良い結果ならいくらでも受け入れられるけど、悪い結果がでる可能性だってそれなりにあるわけですから。
人間の脳には偏桃体という不安な時に活動する部位があるんですが、ここが悪い結果(リスク)を予期してしまうがゆえに普通はなかなか覚悟って決まらないもんなんです。
出来るだけリスクは避けたいと思うのが人ですから。
そしてそういう選手が多いチームはお互いに主張すべきことをしないのでコミュニケーションがかみ合わなくなるとともに、受け身的にプレーをする選手の集団になってしまうのです。
しかし、責任をとる覚悟を決めるとどうでしょうか。
きっと、自分の主張したいことを仲間に対してちゃんと言えるようになりますよね。
そうなればチームの中でちゃんと共通認識を持てるようになり、受動的にプレーをすることがなくなっていきます。
このようにプレーの積極性を高め、チーム内でのコミュニケーション能力を上げるためにも選手が責任をとる覚悟を決めるということはとても意味があるのです。

本当の意味で〝自由〟を獲得できるから

よく「自由には責任が伴う」ということを言う人がいます。
しかし、本当は〝自由には責任が伴う〟のではありません。
〝責任をとる覚悟がある人のみ自由になれる〟なんです。
つまりは〝因果〟が逆なんですね。
自由は責任をとる覚悟がない人にはそもそも無いんです。
責任も取れないのに思い付きで何でも述べていいのなら、あっという間にチームの絆は崩壊してしまいます。
だから、責任をとる覚悟がない人は下手に主張すべきではありません。
余計に場を混乱させるだけです。
でも、自分の意見に何かしら価値があると思うのならそれは決してマイナスなことでありませんし、仲間に賛成を得られなくてもそれを受け止めれば(責任を取れば)いいだけの話ですから主張すればいいんです。
責任を取れないことを恐れて自由を放棄するのではなくて、まず最初に責任をとる覚悟を持って自由を獲得してしまいましょう。
責任感がないがゆえに当たり障りのないやらされる練習をこなすのではなく、積極的な参加による自由度の高い練習をしていってほしいと思います。

責任をとる覚悟を持つためにはどうすればいいのか!?

ここまで、なぜアスリートが責任を持つ覚悟があった方がいいのかについて解説してきました。
きっと、なんとなくお気づきだった方も多かったのではないでしょうか。
次に、どのようにすれば責任をとる覚悟を持てるようになるのかについて述べていきたいと思いいます。

徹底してエフィカシーを上げればいい

責任をとる覚悟というのはコーチングを学んでいる方ならもしかするとお気づきかもしれませんが、〝高いエフィカシー(自己肯定感)〟のことです。
そして、エフィカシーを高めるにはビジュアライゼーションやセルフトークで自己イメージを変えていけばいいわけです。
高いエフィカシーが出来上がれば責任をとる覚悟が最初にあるわけだから、その前提で自分の考えをみんなに(自由に)述べればいいんですよ。
それが良い事ならば受け入れてもらえるだろうし、反対されることもあるかもしれません。
どちらにせよ、あなたには結果に対して責任をとると覚悟を決めた以上は自由の権利が与えられているのです。
これは、責任を取らない代わりに自由を放棄している人に対して〝リーダーシップ〟という点において雲泥の差が生じます。
もちろん1番理想的なのは、メンバー全員が高いエフィカシーを持ち、責任をとる覚悟が持てて、自由に意見を言い合える状態になるに越したことはありません。
(※エフィカシーが高ければ自分の考えのみに固執せず、他者の意見も認めることも出来る様になります。これが出来ないうちはまだエフィカシーが低い証拠です。)
自分の意見を主張しつつ、相手の意見も聞いて建設的なチーム作りができるようになっていけば、圧倒的に強いチームへと変貌していくことでしょう。

まとめ

ということで、今回はアスリートが責任をとる覚悟を持つ重要性について解説してきました。
今回のblogによって責任をとる覚悟を持つ意味とそれによる効果を知った以上、もう責任をとる覚悟を決めたくて仕方なくなったのではないでしょうか(笑)
是非、チーム全員で徹底的にエフィカシーを上げて行って下さい。
そして、あらゆる事にみんなで意見を主張し合い、建設的にチームを成長させて行って下さい!

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

090-2377-3628