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2020年04月02日

アスリートに必要なのは「勉強」?それとも「学習」?

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皆さんは、よりパフォーマンスの向上を求め日々色んな情報媒体から情報を収集していますよね。

本を読み込まれたり、セミナーに行ったり、YouTubeを観るといったことは当たり前の様にほとんどのアスリートがやっておられることだと思います。

世間では、このようにして自己の向上に努めていくことを「勉強」と言ったり「学習」と言ったります。

監督や指導者から、

「ルールくらいちゃんと勉強してこい!」

とか

「戦術に関する学習が全然足らん!」

といった言われ方をよくされますよね。

そんな「勉強」と「学習」ですが、多分ほとんどの方が両者は同じ意味だと解釈されているのではないかと思います。

しかし、実際のところはこの2つにはかなり大きな違いがあるんですよ。

という事で、今回は「勉強」と「学習」の違いについて述べていきたいと思います。

まず最初に「勉強」から述べていきましょう。

勉強という言葉は、読んで字の如く

「勉めて強いる」

と書きます。

つまり、強制的にそれをやるというニュアンスが含まれるんです。

マインドの観点から言えば、

have to(〜しなければならない)という心理が働く事になります。

一方、学習とは、

「学び、習う」

と書きます。

つまり教わって学んでいくわけです。

教わるということは、これは自主性の伴う行為ですから、マインドの観点で言えば

want to(〜したい!)という心理が働く事になります。

ハーバード・ビジネススクールの調査により、have toとwant toでは、その2つの心理に750倍もの生産性の差が生まれる事が分かっています。

(もちろん生産性が高いのはwant toの方です。)

ですから、自己のパフォーマンスを効率的に向上させたいのなら勉強をしなきゃというメンタリティーではなく、学習するというメンタリティーで取り組んでほしいのです。

人は嫌々学ぼうとしても全く頭に入ってきません。

それに、すぐに忘れてしまいます。

それよりも、自分の興味のある部分を積極的に学習したり、させたりするようにしてみて下さい。

そうすると、ものすごい勢いで学んだことを吸収し、応用していけるようになります。

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