長らく競技スポーツをやっていると、苦手な選手とか、相性の悪いチームといった存在が1つや2つは出てくるかと思います。

全体からするとものすごく強い存在ではないのに、自分からするとなかなか勝てない相手です。

この世の中に〝絶対〟がない以上、こういう事は起きて然るべきなのですが、目標を達成する為には何としてでも克服しておきたいところですよね。

そこで、今回はマインドの視点から苦手選手（チーム）の克服の仕方を解説していきたいと思います。

まず、最初に一言述べておきますが、相手に苦手意識を持った（持された）ということは、自分のマインドの中に

「私はこの選手が苦手だ」

という信念を形成させられてしまったという事なんです。

信念は別名コンフォートゾーンでしたよね。

一度この様な信念が形成されてしまうと、このコンフォートゾーンから外れない様にホメオスタシスが働いて、その様な自分を無意識が維持する様になり始めます。

ですから、なるべく早いうちにこの信念を書き換えておく必要があります。

信念を書き換える方法は簡単ですよね。

そう、ビジュアライゼーションを行って苦手意識から得意意識に変えてしまえばいいのです。

そうすれば、無意識が今度はそちらをコンフォートゾーンとみなしますから、当たり前の様に勝てる様になっていきます。

という事で、今現在苦手意識のある相手には、余裕を持って戦っているビジュアライゼーションを毎日する様にして下さい。

そして、確実に目標を達成出来る様にコンフォートゾーンを広げておいてもらえればと思います。