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2020年03月22日

コーチングにおける目標設定の際の〝鉄則〟

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個人スポーツであれ、チームスポーツであれ、競技スポーツをされている方は何かしら目標(ゴール地点)を据えて日々練習に励んでいますよね。

そんな目標ですが、認知科学の視点から見た時に、ある鉄則を押さえられていないと目標達成が達成しにくくなる事が分かっています。

そこで、今回は目標設定をする上で是非とも押さえておきたい〝鉄則〟について述べていこうと思います。

鉄則は大きく2つあるのですが、

1つ目は、「心から望む目標であること」

であり、

2つ目は「現状の外側に設定すること」

です。

まず1つ目ですが、これはどういうことかを解説しておきましょう。

人のマインドは、

「心からそれをやりたい!」

と思っている時と、

「やりたくないけどやらなきゃいけない。」

と思っている時ではその2つの心理に750倍もの生産性の差が生まれることが分かっています。

ですから、他人の目を気にした綺麗事を目標にするのではなく、心からやりたいことを目標とすべきなのです。

この2分の1の選択を間違った時点でとてつもない差が結果として現れるのだと心しておいて下さい。

ですから、無理にカッコつけたり誰かに合わせて目標設定をするのではなく、自分の心に正直になって設定することが大事だという事です。

そして2つ目の「現状の外側」というのはどういうことかというと、

「これまでのやり方の継続では絶対叶いっこない目標」

という事です。

もうちょっと具体的にいうと、自分でも「出来っこないよ」と思うくらいの目標であり、周りの人にも「お前には無理!」と言われるくらいの目標にせよという事です。

これは一見無謀な様に思われるかもしれません。

「ただでさえ目標を達成するのって難しいのに、出来っこないくらいにレベルを引き上げろってどういう事だよ!?

と思われますよね。

その気持ちはわかりますが、それでもこれで合っているんです。

なぜかというと、その様なものすごく突飛で大きな目標を設定した方が、脳がなんとしてでも(今の自分から)変わらなきゃと判断してたくさんのエネルギーを出してくれるからです。

考えてもみて下さい。

身の丈にあった目標なら、あとちょっと頑張れば十分それが達成できるわけですから、なんとしてでもそれを達成するために脳が現状の自分に不満を抱くことなんてないですよね、

つまるところ、「このままではまずいぞ!もっと練習しなきゃ!」というモチベーションを上げてくれないのです。

しかし、目標が突飛で大きいものだと、脳が「今まで通りのことをやっててもダメだ!もっともっと自分を変えて行かなきゃ!」とモチベーションをガンガンに上げてくれるのです。

このように、本当は一見無理だと思われるくらいの目標設定の方がアスリートのパフォーマンスを格段に上げ、目標に向かって引っ張り上げてくれるわけです。

ですから、決して小さな目標ではなく、とてつもなく大きな目標を掲げるようにして下さい!

この鉄則を押さえた上でもう1度目標を設定し直した時、あなたの脳からとてつもないエネルギーが湧き上がってくることでしょう!

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