9月7日、久々に東京・渋谷にて『信頼され結果が出せるスポーツ指導者になるためのマインド・コーチング・セミナー』を開催してきました。

当セミナーは、部活顧問、コーチ、トレーナーといった指導者の立場の方々を対象としたもので、選手のパフォーマンスを伸ばしてあげたいと強く願う志の高い方々にお集まり頂きました。

ちなみにですが、

〝信頼され、そして結果を出すために指導者が取り組むべきこと〟

とはどんなことか想像がつきますか？

それは、選手以前に指導者自身のエフィカシー（私は目標を達成する力があるという自己の能力に対する肯定感）を上げることです。

当たり前の話ですが、指導者はチームという臨場感空間の支配者となります。

そして、臨場感空間の支配者に対して非支配者側（選手）はホメオスタシス同調(心理的に支配者側に引っ張られること)を起こし、支配者から強い影響を受けます。

ですから、指導者は選手のパフォーマンスを上げるためにどうしようかと思う以前に、まずは自身のエフィカシーを圧倒的なまでに上げる必要があるのです。

「私は最高の指導者だ！そして、選手の夢を実現させてやれる力がある！」

もちろん、これは意識だけではなく、無意識でも思う必要があります。

「出来ないことも多いけど、出来る限り頑張って指導するから共に頑張っていこうな」

では、選手の飛躍もそこまでなんです。

組織のトップの限界がその組織（チーム）の限界

という事です。

という事で、セミナーでは如何すればにエフィカシーを上げていけるかという点を軸として、認知科学に基づいた科学的な〝マインドの仕組み〟そして〝マインドの使い方〟について学んで頂きました。

きっとご参加下さった指導者の方々は、未来に向けてゴールを設定し直し、これからの日々のセルフトークを大きく変えていくことになるでしょう。

そして、教えを請う選手が今日ご参加下さった指導者の圧倒的に高いエフィカシーに引っ張られ、これまでにない結果を出していけるようになることでしょう！