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2019年08月17日

埼玉県の某高校女子バスケ部にコーチングプログラムを提供することになりました!

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埼玉県の某高校の女子バスケ部にマインド・コーチング講座を行ってきました。
初回である今回を皮切りに、毎月講義とコーチングセッションを実施して半年かけて目標を達成するマインドを形成していきます。
基本的に私はセミナーで全国を回ることが多いのですが、講義を受けて頂いた上でチームにコーチングを依頼されることもあり、その際は出張コーチングという形でコーチングプログラムを組ませて頂いています。
今回はそのレポートをお届けしたいと思います。

目次

第1回目のマインドコーチング講義を行いに高校へ

今回ご依頼を頂いたのは埼玉県の高校の女子バスケットボール部です。
この高校は選手のパフォーマンスをアップさせるために顧問の先生が新しいことにどんどん組まれているとても革新的なチームです。
なかなか突破できないベスト8の壁を破るため、初めてマインドコーチングを取り入れてみようということでお電話を頂きました。

目標設定の仕方は理想的

出張でのコーチングの場合、月に1回のペースで携わらせて頂く形となります。
本来は1~2時間のコーチング講義とグループコーチングセッションを行うのですが、まずは初回ということで3時間の講義のみを行いに行きました。
学校で始めて顧問の先生と選手たちにお会いしましたが、とてもエネルギーのある方たちです。
まず最初に「目標は何ですか?」とお聞きしたんですが、県でベスト8ながら、「全国制覇」の目標を掲げていました。
これはコーチング理論的にとても素晴らしい目標の設定の仕方です。
ほとんどのチームが「ベスト4に行きたい」とか「県で優勝したい」といったあとちょっと頑張れば達成できる目標を掲げてしまいやすいのですが、この高校はちゃんと〝現状の外側〟のゴール設定が出来ていました。
講座の初めに目標設定を聞いただけで「このチームは相当化ける要素をすでに持っているな」と直感的に感じました。

ベスト8を超えられない壁は〇〇だった!

講座を進行していくうちに、このチームがベスト8を超えられない理由がだんだん見えてきはじめました。
それは何かというと「エフィカシー」です。
エフィカシーとは直訳すれば「自己肯定感」なんですが、もうちょっと具体的に言うと、「私には目標を達成できる能力がある!という確信の度合い」のことなんです。
チーム目標こそとてつもなく大きな理想的なものを掲げてはいたものの、選手1人1人のエフィカシーが掲げた目標と同等のものではなかったのです。
むしろ、ベスト8と同等のエフィカシーだったのです。
これでは全国制覇するぞという意識とは裏腹にどんなに頑張ったとしてもベスト8の壁は越えられません。
そこで、今回の講座では第2回目の出張コーチングまでに選手たちに2つの取り組みを依頼しました。

自己イメージを変える

選手たちに依頼した取り組みは次の2つです。
まず1つ目は「セルフトークを徹底してポジティブなものにすること」です。
これはセルフトークこそが〝信念〟を作り、その信念に見合ったエフィカシーを作り上げるからです。
ですから、ネガティブなセルフトークを辞め、徹底して自分を褒めること、仲間の選手を褒めることを行ってもらうように伝えました。
そして2つ目は「ビジュアライゼーションを行うこと」です。
ビジュアライゼーションとは科学的なイメージトレーニング法で、自己イメージを書き換える作用があります。
現在、ベスト8の壁を破れないのは「私たちはベスト8のチーム」という自己イメージをぬぐい切れていないからです。
ですから、ビジュアライゼーションを行うことで全国制覇をしている自己イメージにマインドを書き換えてもらうことにしたのです。

講義を終えて

ということで、今回は講義のみでみっちりとマインドコーチング理論をお伝えしてきました。
中には講義を聞くのが苦手な選手もいたと思いますが、それでも何とか自分のものにしようと最後まで聞いてくれていました。
次回はまた1か月後に行います。
それまでに今回提案した「セルフトークを変えること」と「ビジュアライゼーションを行うこと」を徹底してもらい、自己イメージを大きく変えてもらえばと思います。
そして1か月後にはまた新たなアプローチを施せることを楽しみしています!

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