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2020年05月21日

自分勝手なプレーに走りやすい選手はどう育てればいい!?

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チームスポーツの場合、複数のメンバーが1つのゲーム空間で同時にプレーをします。

そのため、メンバー間の意思疎通や状況を見通す力が備わっていないとチームプレーや戦術といったものが成り立たなくなってしまいます。

もしかしたら、あなたのチームにもそういったことはお構いなしに自分勝手なプレーに走ってしまう選手はいないでしょうか!?

大概の場合、そのような選手は圧倒的な身体能力と自己主張が強いので意見を言いにくいというのはあるかもしれません。

そこで自分勝手プレーに走ってしまいやすい選手の育て方をマインドの視点から解説していきたいと思います。

目次

自分勝手なプレーに走ってしまう理由

選手が自分勝手なプレーをする際には、いくつかの原因が考えられます。
今回は、その中でも特に大きな3つの理由とその対応策について述べていくこととします。

自分こそがという信念にとらわれすぎている

人には信念というものがあります。
「これはこうあるべきだ」「私はこういう人間である」という強い思い込みのことです。
コーチングの世界ではコンフォートゾーンと呼ばれるものです。
実は、自分勝手なプレーに走ってしまいやすい選手には、「試合では目立ってナンボだ」「試合には強引さは必要だ」「仲間は信頼できない」のような信念が築き上げられてしまっている場合があります。
人は自分の信念通りに生きようとする生き物なので、どんな時でもこれを忠実に実践しようとしてしまうのです。
きっと過去の競技人生の中で自分が強引なプレーに持ち込んで勝ったことがあったり、逆にそうさせてもらえずに負けてしまい、「もっと個人プレーを積極的にしなきゃダメだ!」という信念が出来上がってしまったという経緯があるのでしょう。
このような選手には「自分勝手なプレーに走るな!」といくら言っても難しいです。
なぜなら、先ほども言ったように人は信念から外れることをしたくないからです。
ですから、根本的に信念自体を書き換えてしまう必要性があります。
チームプレー練習で規律通りに動いた際に徹底して褒めるようにしたり、アシストする面白さを体感できる練習をさせてあげて「仲間を活かすのって良いかも!」という新しい信念にしてしまうのです。
そうすることで、強い信念を持った選手のプレーを柔軟にプレーできる選手に変えていくことが可能になります。

ゲーム空間を俯瞰して観ることができていないから

2つ目に、「ゲーム空間を俯瞰して観ることができていない」というのが挙げられます。
これはどういうことかというと、自分勝手なプレーに走る選手はせいぜい半径1~2m位しか見渡せていないということ。
つまり、物理的な自分の身長の目の高さからしかゲーム空間を捉えられていないのです。
反対に仲間を活かすことのできる選手というのは、自分の頭上の5~10m上に視点があります。
ですから、ゲーム空間すべてを見渡すことができるわけです。
当たり前の話ですが、ゲーム空間をすべて見渡せる選手は味方の位置や相手チームの選手の位置がほぼ把握できているため、いく通りものプレーの選択肢を持っています。
しかし、ゲーム空間を俯瞰して見渡すことができない選手は自分がどんどん前に出るという選択肢しかないため、結果として自分勝手なプレーに走ってしまうのです。
こういう選手の場合は視点さえ上げてあげれば自分勝手プレーは必然と減っていくものです。
対応策としては、まずは観客席のような高い位置から試合を見させてあげるようにして下さい。
そしてその上で選択肢がたくさんあることを教えてあげて下さい。
そうやって高い視点を教えた上で、実戦練習ではそれを意識してプレーをするように取り組ませてあげて下さい。
きっと驚くほどにプレーの幅が広がっていくことでしょう。

自己肯定感が中途半端だから

3つ目ですが、「自己肯定感が中途半端だから」というのが挙げられます。
自分勝手なプレーをしてしまう選手というのは積極性があるように見えるので、一見とても自己肯定感の高い選手のように思えます。
しかしそうではありません。
低くはないでしょうが中途半端としか言えません。
仲間を信頼できない選手を自己肯定感が高いと言えるでしょうか。
仲間を活かしてあげられない選手を自己肯定感が高いと言えるでしょうか。
自分さえよければいいという選手を自己肯定感が高いと言えるでしょうか。
言えないですよね。
お山の大将でしかありません。
このような選手の場合は、とことん自己肯定感を上げる働きかけを行いましょう。
一番手っ取り早いのは目標を一回り大きなものに更新すること。
そしてその大きな目標から逆算した〝今すでになっているべき姿〟を導きだしてビジュアライゼーションをさせることです。
今なっているべき姿に自己イメージが書き換われば、一気に自己肯定感は上がります。
そしてそれに伴って、仲間を活かすプレーがで来ていない自分、自分勝手なことばかりをやってしまう自分を恥ずかしく思うようになります。
自己肯定感とパフォーマンスは正比例の関係にあるとも言われています。
ぜひとも自己肯定感をガンガンに上げて、今まで以上のパフォーマンスを出せるようにしてあげて下さい。

まとめ

自分勝手なプレーをしてしまう選手というのは、それを行っている際は意外とそのことに気づけていないものです。
できることならば、指導者や周りの選手が温かい目で見守りながらここまでに記してきた方法でアプローチをしていって頂きたいと思います。
そして、自分がゲーム中に自分勝手なプレーに走りやすいということを自覚している選手はぜひ徹底して取り組むようにして下さい。
自分が変わろうとすることからチームの飛躍が始まりますから。

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