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2020年03月24日

コーチング的にいうと◯◯は褒め言葉なんです!

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「ノット・ノーマル」という言葉を聞くと皆さんはどの様な印象をお持ちでしょうか?



ちょっと捻くれていて、異端な感じでしょうか?

もしくは型にはまらない自由奔放なイメージでしょうか。

実は、コーチングの世界においてノット・ノーマルという言葉は褒め言葉なんですよ。

ですから、「ノット・ノーマルなコーチですね。」なんて言われようものなら、

「やったぜ!」

という思いが湧いてきます。

そして出来ることなら皆さんにもノット・ノーマルなアスリートや指導者になって頂きたいと思っています。

という事で、今回はなぜノット・ノーマルという言葉が褒め言葉なのかについて解説していきます。

まずノット・ノーマルを端的に和訳しておきましょう。

すると、「非常識」とか「一般的でない」という意味になりますね。

非常識という言葉は日本ではあまり良いニュアンスを含まない語彙なのですが、コーチングの世界ではまったく逆なんです。

そもそも、ノーマル(一般的)は常識的なものを指し、大多数派のことを指すものです。

これは見方を180度変えてもらえればすぐにご納得出来るかと思うのですが、

「一定の型にはまった」

という意味ですよね。

型にはまる事自体はなんら悪いことではないし問題ないのですが、

その反面、イノベーションは起こしにくくなってしまいます。

つまり、どうあがいても常識(過去の最適化)に囚われてしまい、その向こう側にある世界をクリエイト(未来の創造)して行きにくいんです。

ですからコーチは普段から徹底的に常識を疑います。

トレーニングの仕方にしろ、食事の摂り方にしろ、戦術の組み方にしろ、常識以外のやり方を調べ、情報を収集し、実践してみる。

常識のレベルから1個視点を上げて俯瞰して常識と常識以外を吟味するので圧倒的に多くの選択肢を持つことが可能になります。

その上で常識が正しいと思うなら常識を受けいれますし、そうでない選択肢のほうが良いと判断すればそちらの方を実践していきます。


コーチは基本的に「こういう時はこうすべき!」という思考に囚われていない人間なので、皆さんも実際にコーチと接すると相当面食らってしまうかもしれません。

でも、逆に言えばそれだけスコトマ(心理的盲点)が外れた存在であるということです。

そして、出来る事なら多くのアスリート、指導者にノット・ノーマルになって頂き、スコトマをドンドン外していってもらいたいと思っています。

是非、周りの人に

「あの人はクリエイティビティ―の高いノット・ノーマルなアスリート(指導者)だ!」

と言われるくらいを目指して下さい!

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