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2020年03月13日

日本のスポーツ界にコーチングは必要なのか?

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そもそもコーチングはアメリカで体系化され日本へと取り入れられたという流れがあるのですが、果たして日本では海外で生み出されたコーチングというやり方がマッチするものなのでしょうか

日本のスポーツ界には長らく「根性論」なるものが存在しています。

昭和の時代に「巨人の星」「アタックNo.1」などのスポ根アニメが流行り、それに感化された人達が昭和・平成の時代に指導者となって日本スポーツ界の第一線を作ってきたという現実があります。(※更に源流を辿れば当時の軍事的教育に基づいた体育のあり方が大きく影響しています)

今はその世代の指導者に育てられた人たちが指導者となっている時代です。

「スポ根」の名称でカルチャーを築き上げたこのスポーツ文化は、

・絶対的な縦社会
・勝つ為にはあらゆるものを犠牲する必要があるという考え方
・人の何倍も努力せよという価値観
・苦手な事ほど徹底してやれという考え方
・逆境に身を置く事が人を強くするという考え方
・精神も鍛錬すれば鍛えられるという考え方

が当たり前のこととされています。

この様な、ある種の軍隊的な考え方をずっと続けてきたことによって、数年前には部活動で指導者による体罰が大問題になった事は覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。

実は、この様な日本の根性論が根付いたスポーツ界においてコーチングは大きな結果を出すことが期待出来るのです。

なぜなら根性論のスポーツというのはアスリートに対するhave to(しなければいけない)の強要だから。

それに対してコーチングは、want to(心からそうしたい)というマインドへと変えていくことを行なうものなのです。

ある調査機関のデータによると、have toとwant toでは、want toの方がその生産性に750倍もの差が生じる事が分かっています。

ですから、今の日本のスポーツ界にコーチングが導入されていけば、圧倒的にパフォーマンスを向上させることが出来ると言えるのです

という事で根性論のスポーツに終止符をうちたいアスリート・指導者の皆さま。

是非取り入れてみられてはいかがでしょうか!?

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